【スケボー歴10年のスケーターが厳選】おすすめのウィール3選
私のスケボー歴10年の中で、最低でも20個以上のウィールを使ってきました。
これまで私が使った中でも、特に良かった・感動したウィールを3つに厳選してご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、トリック向けのウィール(ハードウィール)です。
クルージング(街乗り)向けのクルージングウィールで、おすすめのウィールはこちらの記事をどうぞ。
【目的別】おすすめのソフトウィール(クルーザーウィール)と選び方
Contents
使ったことがないスケーターには必ず試してほしい!おすすめのウィール3選
私がおすすめしたいウィールはこの3つ
- Spitfire FormulaFour(スピットファイヤー フォーミュラーフォー)
- Bones Wheels STF(ボーンズ ウィールズ STF)
- SML Wheels(スモールウィールズ)
特に「Spitfire FormulaFour」と「Bones Wheels STF」は使ったことがない人は損してる、と言っても過言ではないウィールです。
スケボーを初めたばかりの方やこれから始める方にもおすすめできるウィールです。
感動するほど滑り心地が違うSpitfire FormulaFour(スピットファイヤー フォーミュラーフォー)
スケボーブランドの中でもかなり老舗で、スケーターじゃなくてもロゴを見たことがあるぐらい知名度が高いSpitfire。
そんなSpitfireが開発したスケボー専用のウレタン素材を使って作られたのが、 FormulaFourというモデルです。
「 FormulaFour」は「F4(エフフォー)」と略すのが一般的。
FormulaFourは、Spitfireのウィールの中でもハイエンドモデルになります。
FormulaFourをおすすめしたい理由は、「他のウィールよりも高品質だから」に尽きます。
初めて使った時は、他のウィールと滑り心地が違いすぎて感動したのを覚えています。
滑り心地はかなりなめらかで、アスファルトの粗さや抵抗をかなり感じにくいです。
その上、グリップが効きつつ、パワースライドやレッジトリックもやりやすい。
耐久性も高く、減りにくいしパンクしたこともありません。
非の打ち所がないウィールです。
2種類の硬さと6種類のシェイプから好みのウィールを選べる
FormulaFourは数多くの種類があり、スケーターの好みに合わせて選べるようになっています。
硬さはこの2種類
- 99DURO
- 101DURO
シェイプはこの6種類
- CLASSIC SHAPE
- CONICAL SHAPE
- CONICAL FULL SHAPE
- RADIAL SHAPE
- RADIAL SLIM SHAPE
- LOCK-INS SHAPE
私がよく使うのは、細く硬い「CLASSIC SHAPE」101D 52mmです。
粗い路面には弱いですが、軽くて回し系のトリックがやりやすいシェイプなので、気に入っています。
- 自分の好みがわからない
- オールラウンドなウィールを使いたい
という方には、CONICAL SHAPEの99DUがおすすめです。
細くも太くもなくグリップも効きやすいので、かなり滑りやすいシェイプです。
初心者にも自信を持っておすすめできるウィールです。
最高級のウレタンを使用したBones Wheels STF(ボーンズ ウィールズ STF)
Spitfire FormulaFourの次におすすめしたいウィールが、Bones WheelsのSTFです。
BonesのSTFも、FormulaFourと同じぐらい質が高く、乗り心地も似ています。
BonesはSpitfireの次に高いシェアを占めており、スケーターなら誰でも聞いたことがあるぐらい有名なブランドです。
Bonesについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。
Bones Wheels(ボーンズウィール)の種類と選び方を徹底解説!
BonesのSTFがおすすめな理由も、FormulaFourと同じく「質が高いウィール」だからです。
最高級のウレタンを使用しており、パンクしづらくスムーズな乗り心地です。
ただ、耐久性はFormulaFourに軍配が上がります。
硬いウィールが好きなスケーターはBonesのSTFがおすすめ
では、どんなスケーターにBonesのSTFをおすすめしたいかというと、「硬いウィールが好きなスケーター」です。
STFの硬さは、Fourmula Fourよりも硬い103aです。
もちろんシェイプも豊富に用意されており、この5種類から選べます。
- V1
- V2
- V3
- V4
- V5
私が好きなシェイプはV2です。
V2は縁石やレールにハマりやすく、レッジトリックがやりやすいシェイプになっています。
ローテクなところが逆に良いSML Wheels(スモールウィールズ)
最後にご紹介するのは、SML Wheels(スモールウィールズ)。
SML Wheelsは、これまでご紹介してきたSpitfireやBonesと比べると、新しく知名度も低いウィールブランドです。
ただ、SML Wheelsのライダーは、Aaron herrington(アーロン・ヘリントン)、Mark Suciu(マーク・スチュウ)、Austyn Gillette(オースティン・ジレット)など、スタイルあるばかり。
SML Wheelsも最高級のウレタン素材をしており、ウィールの質は高いです。
また、SML Wheelsの特徴としては、全般的に細く硬いモデルが多いこと。
ただ、正直にお伝えすると、これまでご紹介してきた
- Spitfire FormulaFour(スピットファイヤー フォーミュラーフォー)
- Bones Wheels STF(ボーンズ ウィールズ STF)
と比べると質も耐久性も低いです。
では、なぜおすすめしているかというと、「スケボーしていることを感じられるウィール」だからです。
SpitfireのFormulaFourとBones WheelsのSTFは、なめらかすぎてアスファルトの粗さや抵抗をあまり感じられません。
ただ、SML Wheelsはなめらかでありつつ、アスファルトの粗さや抵抗をしっかり感じられます。
アスファルトの粗さや抵抗をほどよく感じると、「ああ、スケボーしてるなー」って感じます。
スケボー初心者におすすめできないウィールですが、SpitfireのFormulaFourとBones WheelsのSTFばかり使っているスケーターには一度使ってみてほしいウィールです。
きっとアスファルトの粗さや抵抗をほどよく感じるので、プッシュが気持ち良くなりますよ。
ただ、SML Wheelsは国内では取扱店が少なく、手に入りにくいのがデメリットです。
スケボー初心者ならSpitfireのFourmulaFourがおすすめ
ここまでを簡単にまとめると、
- スケボー初心者含めたスケーターにおすすめ:Spitfire FormulaFour
- 硬いウィールが好きなスケーターにおすすめ:Bones Wheels STF
- ハイテクウィールに飽きたスケーターにおすすめ:SML Wheels
とこんな感じです。
SpitfireのFormulaFourは定番になりつつありますが、まだ使ったことがないスケーターは絶対に使った方がいいと断言できます。
「自分にあったウィールを選びたい」という方は、ウィールの選び方をまとめたこちらの記事もどうぞ。
【スケートボード初心者向け】ウィールの選び方と人気ブランドのご紹介