回し系トリックに乗れそうで乗れない人への2つのアドバイス
板を回すトリックを練習していると、こんな悩みが出てくると思います。
- 板は回るけど、後ろ足だけ乗れない
- 板を回すことはできるけど、回した時に自分よりも板が遠くにあって、乗りにいけない
このような「板は回るけど、乗れない」というお悩みを解決する方法は、
回らなくてもいいから、とにかく乗りにいくこと
です。
とにかく乗りにいく意識を持つ
回転した板に乗れない原因はトリックやその人の状態によって違いますが、どんなトリック・どんな人にも共通して重要なことがあります。
それがこの記事の冒頭でお伝えした「回らなくてもいいから、とにかく乗りにいくこと」です。
回し系のトリックを練習していると、回すことばかりに集中してしまいます。
その結果、乗りにいく動作がおろそかになったり、乗りにいくタイミングが遅くなりがちです。
もちろん、板を回転させる練習をしているのであれば、回すことだけに集中するべきです。
ただ、回転した板に乗りにいく練習をするのであれば、回転しなくてもいいからとにかく板に乗りにいく意識が大切。
板を回転させる練習とは意識を切り替えて、
板が回転してから乗りにいく
ではなく
乗りにいきながら回す
ようにしましょう。
乗りにいった板が回転してなくても半回転足りなくても、とにかく乗りにいくと、回転した板に乗りにいく感覚が身につきます。
自分の真下で板を回転させる
回転させた板に乗りにいくためには、板を自分の真下で回転させるイメージも大切です。
もし板を回転させると自分より、背中側や腹側に飛んでしまうようであれば、自分が飛んだ板の位置までジャンプして乗りに行ってみましょう。
理想は自分の真下で板を回せることですが、最初から理想的な位置で板を回転させるのは非常に難しいと思います。
どちらにせよ、板に乗りにいくには「自分の真下に板がある」ことが重要です。
板になかなか乗りにいけない方は、
- 板を自分の真下で回転させるイメージ
- 板の真上に自分が乗りにいくイメージで
で回転した板に乗りに行ってみましょう。
乗りにいくと回らない
今回ご紹介した意識やイメージで練習していると、今度
板に乗りにいくと回らない
という状態になると思います。
ただ、最初はそれでも構いません。
板が回らなくても、着地した時に板の真上に入ればOKです。
これを繰り返していくと、回した板に乗りにいく感覚がつかめます。
回した板に乗りにいく感覚がつかめたら、次は乗りにいく感覚のままどうやって回すかを考えてみてください。
きっと回すことだけに集中している時と重心や飛ぶタイミングなどが違うため、回す感覚も少し違うはず。
この「乗りにいきながら回す練習」をしていけば、回し板にしっかり乗れるようになりはずです。