移動手段としてスケボーをおすすめしたい3つの理由
この記事ではスケボー歴約10年のスケーターが、「移動手段としてスケボーを使うか迷っている方」が気になる下記3点を解説します。
- 移動手段としてスケボーを使うメリット・デメリット
- 公道でスケボーに乗るのは法律的にNGなのか
- 移動に特化したスケボーのご紹介
Contents
移動手段としてスケボーをおすすめする4つの理由
まず最初に「移動手段としてスケボーを使うか迷っている方」に言いたいのは、移動手段としてスケボーを使うのがおすすめだと言うこと。
移動手段としてスケボーをおすすめする理由はこの4つです。
- 移動自体が楽しくなる
- 持ち運びしやすい
- ママチャリ並のスピードが出せる
- 自分好みのスケボーを作れる
移動自体が楽しくなる
スケボーを移動手段としておすすめする一番の理由は、「移動自体が楽しくなる」こと。
車・バイク・車よりも、自分でコントロールしてる感があり、自分のスキルで路面の状況や段差に対応するのはかなり楽しいです。
移動自体が楽しくなるので、行ったことがない近所のお店に行くきっかけにもなります。
また、移動手段が変わるといつもの道のりも変わって見えます。
スケボーに乗って移動すると、
- ここは路面が悪かったんだなー
- 車通り、結構多いなー
- こんな店あったっけ?
など、色々なことに気がつくようになりますよ。
持ち運びしやすい
利便性という観点で、スケボーが最も優れているのが「持ち運びのしやすさ」です。
スケボーは小さく軽いので持ち運びしやすく、電車の中に持ち込んだり、車の中に気軽に置けます。
また、車や自転車のように駐車する必要がないので、お店に入る時に駐車場を探す必要がないです。
スケボーをつけられるリュックを変えば、乗らない時に両手を開けることもできます。
このリュックはベルトを占めて、スケボーをリュックに取り付けられる構造になっています。
このように手軽に持ち運びができるため、スケボーで移動して居酒屋めぐりやカフェめぐりを友達とすると楽しいですよ。
ママチャリ並のスピードが出せる
スケボーは気軽に持ち運べるだけでなく、結構速いスピードも出せるんです。
慣れてくれば、ママチャリ並のスピードは簡単に出せます。
自分好みのスケボーが作れる
移動用のスケボーはパーツをカスタマイズできるため、自分好みのデザインや性能に変えられます。
スケボーのパーツは、
- デッキ(板)
- デッキテープ
- トラック
- ウィール(タイヤ)
- ベアリング
- ビス
と結構多いので、カスタマイズの幅も結構広いんです。
次はあんなパーツにしてみようかなーと考えて、実際に試してながら自分好みのセッティングを見つけるのはかなり楽しいです。
ちなみに私のセッティングはこの記事でご紹介しているので、興味がある方は見てくださいね。
【スケボーのクルーザー】マイセットアップのご紹介
スケボーを移動手段にするデメリット
ただ、スケボーを移動手段として使う場合、デメリットもあります。
デメリットはこの3つです。
- 移動手段にするためには、練習が必要
- 怪我する可能性がある
- 歩いている人に注意される可能性がある
移動手段にするためには、練習が必要
スケボーを移動手段にする最も大きなデメリットが、「練習が必要」なことです。
スケボーしたことがない方は、乗るだけでも怖いはず。
ある程度の速度を出したり、思い通りに曲がったり、止まるためには練習が必要です。
そこが面白いところでもあるのですが、移動手段として本格的に使えるまでのハードルは高いです。
怪我する可能性がある
スケボーしていると、ちょっとした段差でつまずいたり、うまく曲がれずに転ぶことはよくあります。
そのため、公道の人目があるところで転ぶと恥ずかしいですし、結構痛いです。
アスファルトにそれなりのスピードで転ぶと、皮膚を擦りむいたり、打撲する可能性があります。
歩いている人に注意される可能性がある
日本でもスケボーは一般的になってきましたが、まだまだスケボーに偏見を持っている方も多いです。
※実際、スケボーにはアングラな側面があるので、しょうがないのですが。。
そのため、公道をスケボーで移動していると一般の方から注意されることがあります。
公道でのスケボーは違法?
そこで気になるのが、「公道をスケボーで移動するのは違法なのか」ということ。
結論からお伝えすると、
交通量が多い道ではNG、それ以外ならOK
です。
これは道路交通法によって、決められています。
[道路交通法]
第五章 道路の使用等
第一節 道路における禁止行為等
第76条(禁止行為)
4項3号
交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。引用元:道路交通法
移動に特化したスケボーを買おう
実はスケボーにはいくつか種類があり、その中に移動に特化したスケボーがあります。
トリック向けのスケボーもあり、そのスケボーでも移動手段として使えるのですが、スピードが出しにくかったり、安定しにくかったりします。
そのため、移動手段としてスケボーを使いたいなら、移動に特化したスケボーを使いましょう。
移動に特化したスケボーはクルーザーと呼ぶのが一般的。
流行のペニーもクルーザーの一種です。
私がおすすめしたい移動に特化したクルーザーはこれ。
このクルーザーはパーツが組まれており、買ったらすぐに使えます。
また、スケボー専門店が移動に特化したセッティングにしており、移動手段として使うのにピッタリです。
使っているパーツも質が高く、どれを選んでいいか迷っている方はこのクルーザーを買っておけば間違いありません。
ペニーも移動に特化したスケボーではありますが、スケボー初心者にペニーはオススメできません。
ペニーは結構不安定で、スケボー経験者にも乗りにくいため、しっかりしたクルーザーを選びましょう。
ペニーとクルーザー、普通のスケボーの違いはこの記事で詳しく解説しています。
スケボー初心者にペニーは不向き?ペニーと普通のスケボーの違いを解説
公道で乗る前に練習するべき3つのポイント
先ほどお伝えしたように、スケボーを公道で乗る前には練習が必要です。
では、何を練習すればいいのでしょうか。
私が練習することをオススメするのは、この3つです。
- プッシュ(進む)
- ターン(曲がる)
- 止まる
具体的には、スケボーの基礎をまとめているこの動画を参考にしてみてください。
最初はプッシュするだけでも大変だと思います。
公道に出ると、車や自転車・歩行者の動きに加えて、路面や段差を見ながら進まなければいけません。
そのため、近くの公園などで、しっかり進む・曲がる・止まるができるまで練習しましょう。
移動手段としてのスケボーは難しいから楽しい
移動手段としてスケボーを使うと、移動自体が楽しくなるし、利便性も高いと思います。
ただ、公道でスケボーに乗る前にはしっかり練習する必要があります。
自分の思い通りに進んだり止まったりすることが、最初は難しく感じるかもしれません。
ただ、難しいからこそ自分の思い通りに移動できた時は楽しいんです。
交通量が多い道は法律的にNGですが、交通量が少ない道なら法律的にもOKなので、周りを気にしつつ楽しんでスケボーで移動してみましょう。
また、移動手段としてスケボーを使うなら、移動に特化したクルーザーを購入しましょう。
自分でクルーザーを組み立てたい方は、クルーザーの選び方をまとめたこちらの記事を参考にしてみてください。