スケーターなら知っておきたい、8人のレジェンド級プロスケーター
今回はスケーターなら知っておきたいレジェンド級のプロスケーターを8人に絞ってご紹介します。
8人ともまだ現役でバリバリ滑っていますが、スキルや知名度、影響度から考えるとレジェンドと言ってもいいプロスケーター達です。
プロスケーターをあまり知らない人にこそ、ぜひ知っていただきたい8人です。
Contents
トッププロスケーターのご紹介
Eric Koston(エリック・コストン)
スケート界のマイケル・ジョーダンと呼ばれることもあるぐらい人気・実力があるスケーター。
全盛期は過ぎてしまいましたが、大人気の動画配信サイト「berrics」の運営者の一人として全世界のスケーターに影響を与え続けています。
Eric Koston(エリック・コストン)の全盛期の動画を見ると、この時代でこんなことやっていたのか、というトリックばかりで驚きます。
Eric Koston(エリック・コストン)の影響を受けたスケーターは数知れないと思います。
今でもアラフォーという年齢を感じさせないぐらい上手いままですし、何よりも楽しそうに滑っている姿がすごくかっこいいです。
2015年に出たNikeSBの「The SB Chronicles, Vol. 3」ではパートを持っており、バックサイドリップスライドからウォールライドに繋げるという、誰もまだやったことがないトリックをメイクしていました。
※「The SB Chronicles, Vol. 3」はDVDが発売されておらず、itunesのみで配信されているようです。
このパートが出た時のEric Koston(エリック・コストン)の年齢は40歳、この人はいくつになっても新しいトリックを生み続けそうですね。
Eric Koston(エリック・コストン)のパートや滑っている動画も貼っておくので、よかったら見てくださいね。
もっとEric Koston(エリック・コストン)を知りたい方は、「数多くの偉業を成し遂げたレジェンド・Eric Koston(エリック・コストン)」の記事も読んでみてください。
Paul Rodriguez(ポール・ロドリゲス)
現役スケーターの中で最も有名で人気があるスケーター、Paul Rodriguez(ポール・ロドリゲス)
上記でご紹介したEric Koston(エリック・コストン)に影響を受けたスケーターですが、自らも多くのスケーターに影響を与えています。
Eric Koston(エリック・コストン)にも「神童」と言われたほどの才能と実力を持っています。
スケボーのトリックにも流行り廃りがあるのですが、Paul Rodriguez(ポール・ロドリゲス)がパートで使ったトリックは流行ります。
Paul Rodriguez(ポール・ロドリゲス)は、トリックの流行を作り出せる数少ないスケーターだと思います。
最近ではハンドレールでK-grindからノーリーヒールアウトを決めていくなど、スケートの可能性をどんどん広げているスケーターの1人です。
また、Primitiveというブランドを作り、Primitiveのアパレルやデッキなどは日本のスケーターにも大人気となっています。
もっとPaul Rodriguez(ポール・ロドリゲス)を知りたい方は、「流行と時代を作るプロスケーター Paul Rodriguez(ポール・ロドリゲス)」の記事も読んでみてください。
Chirs Cole(クリス・コール)
ベテラン中のベテランスケーターで、アールやビックセクションからフラットまで幅広く対応でき、それぞれのスキルもトップクラスです。
若いころはかなりイケイケで、でっかいステアやハンドレールにがんがん突っ込んでいくスタイルでかなりかっこよかったです。
数々のビックトリックをメイクしてきましたが、その中でも特に有名なのがウォーレンバーグのステアでtreflipをメイクした動画。
今はそこまで攻めることはなくなりましたが、普通の人が思いつかないようなトリックをコンテンストなどでメイクしているので、見ていて飽きないスケーターです。
最近ではそのスキルの高さから、「誰も見たことが無いトリックをやろう」という企画「never been done」を開催し、よくわからないトリックをメイクしまくっています。
もちろんスキルの高さだけではなく、スタイルもかっこいいので、良かったらこちらの動画を見てくださいね。
今はPlanBからデッキブランドからスポンサーを受けていますが、その前はZEROというデッキブランドからスポンサーを受けていました。
そのZEROで最後に発売したDVDがこちら。
ゴリゴリなBGMに乗せてハンドレールやでかいステアを攻め、テクニカルなレッジトリックをメイクしていく姿がカッコいいです。
もっとChris Cole(クリス コール)を知りたい方は、「Skater of the Yearを2度受賞した史上2人目のスケーター Chris Cole(クリス コール)」の記事も読んでみてください。
PJ Ladd(ピージェイ・ラッド)
安定感があるベテランハイテクスケーターのPJ Radd(ピージェイ・ラッド)。
他でご紹介するスケーターより露出は少ないですが、この人も本当に上手いです。
スケートゲームを見ていても失敗する気が全くしません 笑
※スケートゲームを知らない方は「世界最高峰のスケートゲームイベントBATB(battle at the berrics)」の記事も読んでみてください。
この人がプロデビューしたことで、1段階スケートのレベルが上がったと言われるぐらい、デビュー当時からスキルが高く、今でもそのスキルを伸ばし続けています。
いくつかPJ Radd(ピージェイ・ラッド)の動画を貼っておくので、ぜひスキルの高さを確かめてください。
ちなみに、下記でご紹介する動画は「スキルの高さがあればBGMなんかいらねぇよ」といった趣旨なのか、ビデオで販売されたスケート動画としては珍しくBGMが入っておりません。
確かにBGMがなくてもカッコいいパートに仕上がっています。
Nyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)
11歳で脚光を浴び、そのままトッププロまで駆け上がった天才スケーター。
2歳からスケートを始め、父親の英才教育を受けて育ったこともあり、この人のトリックは本当にきれいです。
ただ、Nyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)の滑りはトリックのきれいさよりも、攻めるセクションの大きさの方がやばいです。
12段のステアやレールなんかものともせず入っていきますし、でかいセクションで難易度が高いトリックをバシバシ決めていきます。
トッププロしか出れないstreetleagueというコンテストでも優勝しまくっており、実力も折り紙つき。
Nyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)のすごさがわかる動画を貼っておくので、こちらもよかったらご覧ください。
また、itunesから配信された「Rise&shine」には、Nyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)のパートが8分近く収められているのですが、そのほとんどがステアとハンドレールです。
より詳しくNyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)を知りたい方は「天才的ハンドレールスキルを持つNyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)のご紹介」の記事も読んでみてください。
Luan Oliveria(ルーアン・オリベリア)
トッププロしか出れないstreetleagueというコンテストで優勝し、ノリにのっているスケーターです。
プロデビューしてからそこまで時間は経っていませんが、その実力と人気は既にレジェンドの域に達しています。
スピードが早く、ポップも高い、そして、トリックも美しい動きで決める。
また、メイク率も高いので、本当に非の内どころがないぐらい素晴らしいスケーターだと思います。
彼のトリックで特に注目してほしいのは、ハードフリップとフロントサイドフリップです。
キレイで見惚れてしまうほどの完成度に仕上がっています。
より詳しくLuan Oliveria(ルーアン・オリベリア)のことを知りたい方は、「滑ってる姿がアートになるスケーター Luan oliveira(ルアン・オリベイラ)」の記事を見てくださいね。
Sean Malto(ショーン・マルト)
キュートな顔立ちなSean Malto(ショーン・マルト)。
年齢もまだ28歳(2018年時点)ですが、実力と実績はもうレジェントと呼ぶのにふさわしいスケーターです。
Street leagueにも毎年必ず出場しており、2011年のStreet leagueではNyjah Huston(ナイジャ・ヒューストン)をやぶって、優勝しています。
スケートスタイルは正確無比なレッジトリックと高いスイッチフリップが特徴的で、この人はレッジトリックを失敗しないんじゃないかと思うほど。
2013年にスケーター生命を危ぶまれるほどの怪我をしましたが、ハードなリハビリを経て見事復活。
怪我から復活した後に撮影し、公開された動画はこちら。
スケーター生命が危ぶまれていたことを感じさせない滑りです。
Sean Malto(ショーン・マルト)がパートを持っている中でもオススメなDVDが、PRETTY SWEET。
安定感あるレッジトリックを武器に、やばいスポットを攻めまくってます。
また、このDVDは全編通してスケボーを楽しんでる雰囲気が伝わるので、個人的にはかなり好きなDVDです。
itunesで購入する方はこちらから
DVDを購入する方はこちらから
もっとSean Malto(ショーン マルト)を知りたい方は、「すば抜けた安定感を誇るプロスケーター・Sean Malto(ショーン マルト)」の記事も読んでみてください。
Torey Pudwill(トーレー・パッドウィル)
Torey Pudwill(トーレー・パッドウィル)はスケーターとしての実力は実績ももちろんすごいのですが、Grizzly Griptape(グリズリーグリップテープ)を立ち上げた功績がかなり大きいと思います。
クマのマークが印象的なグリップテープを生産・販売しているGrizzly Griptape(グリズリーグリップテープ)は、今や定番のグリップテープになっています。
Grizzly Griptape(グリズリーグリップテープ)のチームメンバーも非常に豪華で、レジェンドやトップスケーターばかり。
ここまでGrizzly Griptape(グリズリーグリップテープ)が人気になった理由の1つは、Torey Pudwill(トーレー・パッドウィル)がスケーターとしてもかなりカッコよかったからだと思います。
長いレッジをバックテールなどのレッジトリックで全流ししたり、レッジトリックのかけ変えなど、スケートのレベルを1段階押し上げたスケーターと言っても過言ではありません。
そんなTorey Pudwill(トーレー・パッドウィル)の代表作とも言えるのが、このパート。
Torey Pudwill(トーレー・パッドウィル)のスケートスタイル全開のパートです。
最近ではPLANBのTRUEでもラストパートを飾っており、スケーターとしても進化を続けています。
あなたのお気に入りのスケーターは?
これまでレジェンド級のプロスケーターをご紹介してきましたが、お気に入りのスケーターは見つかったでしょうか。
好きなスケーターを見つけて真似して、また違うスケーターを見つけて真似し、そうやって自分独自のスタイルが出来上がっていくので、この記事がその第一歩となれば幸いです。
最後に私が個人的な好きな2人のプロスケーターを紹介した記事のリンクを貼っておくので、よかったらこちらもどうぞ。
個人的に好きなスケーターの紹介記事