目的別におすすめのソフトウィールと選び方をまとめてみた
この記事ではソフトウィール選びに迷っている方向けに、
- おすすめのソフトウィール
- ソフトウィールの選び方
を目的別にご紹介していきます。
Contents
ソフトウィール(クルーザーウィール)とは
スケボーにあまり詳しくない方向けに、まずはソフトウィールについて詳しく解説していきます。
ソフトウィールとは、その名のとおり柔らかいウィールのことです。
クルージング(街乗り)用のウィールとして使われることが多いため、クルーザーウィールとも呼ばれます。
ウィールの硬さは「〇〇A」と表記されることが多いのですが、ソフトウィールは80aぐらいの硬さが一般的です。
トリック向けのウィールとして使われることが多いハードウィールは、99a〜103aが一般的。
ハードウィールでおすすめのウィールはこちらの記事でご紹介しています。
【スケボー歴10年のスケーターが厳選】おすすめのウィール3選
ソフトウィールの特徴
先ほどもお伝えしましたが、ソフトウィールはクルージング(街乗り)に特化したウィールです。
サイズが大きく柔らかいため、スピードが出しやすく落ちにくいので、多少路面が悪くても快適にプッシュできます。
ただ、オーリーやレッジトリックには向いていないウィールが多いです。
ソフトウィールを使う2つの目的
ソフトウィールが気になっている方や使っている方の目的は、この2つのどちらかだと思います。
- 悪い路面でもスピードを出して快適に滑れる足回りでガッツリクルージングしたい
- ある程度悪い路面でも快適に滑りたいけど、トリックもやりたい
今回はこの2つの目的ごとに、オススメのソフトウィールと選び方をご紹介します。
「細かいことはいいから早くオススメのソフトウィールを知りたい」という方のために、先にオススメのウィールをご紹介しておきます。
ガッツリクルージングしたい方にオススメのウィールは、「OJ wheels 56mm 87a」
トリックもある程度やりたい方にオススメのウィールは、「BONES WHEEL(ボーンズ ウィール)ATF 52mm」です。
ガッツリクルージングしたい方にオススメのソフトウィール
ガッツリクルージングしたい方には、サイズが大きく幅が広いウィールで、できるだけ柔らかいウィールを選ぶのがオススメです。
具体的には、下記3つの条件を満たすウィールを選びましょう。
- サイズ:56mm以上
- 硬さ:87a以下
- 幅:広め
スケボーに乗り慣れていて、スピードを重視したい方には60mm以上がオススメ。
60mm以上のサイズのソフトウィールなら、ママチャリよりも軽くスピード出ます。
ただ、スケボーに乗り慣れていた方はスピードがコントロールできないので、56mmのサイズがオススメです。
ここまでをふまえて、私がオススメしたいソフトウィールは「Oj Wheels(オージェイ ウィールズ)」の56mm・87aです。
ソフトウィールとしては小さめのサイズで硬めですが、それでも充分なほどスピードが出て落ちにくいです。
グリップもしっかり効くので、スピードを出しても安心。
ソフトウィール入門編としてもピッタリなウィールだと思います。
「Oj Wheels(オージェイ ウィールズ)」について簡単にご紹介しておくと、1976年からウィールを生産・販売している老舗ブランドです。
「Oj Wheels(オージェイ ウィールズ)」はソフトウィールをメインに展開している珍しいブランドです。
ソフトウィールがメインなだけあって、「Oj Wheels(オージェイ ウィールズ)」のソフトウィールのクオリティはかなり高いです。
私もソフトウィールをいくつか乗ってきましたが、その中でも「Oj Wheels(オージェイ ウィールズ)」がダントツで質が良いと感じています。
トリックもある程度やりたい方にオススメのソフトウィール
プッシュを楽にしたいけど、トリックもやりたいという方にオススメのソフトウィールは、サイズが小さく柔らかいソフトウィールです。
具体的には、下記3つの条件を満たすウィールを選びましょう。
- サイズ:52mm
- 硬さ:87a以下
- 幅:広め
ただ、ソフトウィールで52mmって、かなり珍しいサイズなんです。
ソフトウィールはクルージング(街乗り)を目的として作られるため、スピードが出しやすいように大きめのサイズで作られます。
そのため、ソフトウィールは54mm以上のサイズが一般的です。
54mm以上になると、トラックの高さがHiでもライザーパットを入れないと、ウィールバイトしてしまいます。
ソフトウィールでウィールバイトすると、とんでもない勢いでブレーキがかかるので、注意してください。
また、トラックの高さを高くしすぎると、トリックがやりづらくなります。
だからこそ、トリックもやりたい方には珍しい52mmのソフトウィールをオススメしています。
具体的には、BONES WHEEL(ボーンズ ウィール)ATFがオススメ。
52mmとトリックにも適しているサイズの上、柔らかさもほどほどでトリックもある程度やりやすいソフトウィール。
BONES WHEEL(ボーンズ ウィール)はパンクしないタフなハードウィールが有名ですが、ソフトウィールも同じぐらい質が高いんです。
ソフトウィール選びで迷ったら、この2つがオススメ
ソフトウィール選びで迷ったら、まずはどうやって使いたいのかイメージしてみましょう。
ガッツリクルージングしたいのか、トリックもやりたいのか
もしガッツリクルージングしたいなら、「Oj Wheels(オージェイ ウィールズ)」の56mm・87a
トリックもやりたいなら、BONES WHEEL(ボーンズ ウィール)ATFの52mm
をそれぞれ選べば、間違いないと思います。
ソフトウィールに限らず、スケボーのパーツは合う合わないもあるので、迷っている方はまずオススメのウィールを使ってから自分好みのソフトウィールを探していきましょう。
トリック向けのハードウィールの選び方やオススメウィールはこちらの記事でまとめているので、良かったらこちらの記事もどうぞ。
【スケートボード初心者向け】ウィールの選び方と人気ブランドのご紹介
また、クルーザーを検討されている方でペニーも選択肢に入ってる方は、こちらも合わせてご覧ください。
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