オーリーの次に練習するトリックはキックフリップ以外のトリックがオススメ
オーリーがある程度できたら、他のトリックにも挑戦したくなりますよね。
そこで、オーリーの次のトリックとして、キックフリップを練習する人は多いと思います。
確かにキックフリップはかっこいいですし、オーリーの応用トリックなので、オーリーの次にやりたくなる気持ちはわかります。
ただ、個人的にはキックフリップを練習するのは、もう少し後でもいいと思います。
理由はオーリーと同じぐらい難しいから。
オーリーの抜き足の動作を少し変えて、板を1回転させるシンプルなトリックですが、コツを掴むまでがとにかく大変。
練習しても板が回転しなかったり、回転しても自分の真下に板がなくて乗れなかったり、とオーリーと同じぐらいメイクまでの道のりが長いトリックなんです。
しかもオーリーがしっかりできていないと、綺麗なキックフリップはできるようになりません。
個人的にはキックフリップよりももっと簡単なトリックを練習して、色々なことができるようになり、オーリーの精度を上げてからキックフリップに挑戦した方がいいと思います。
その方が色々な場所に行って滑れるようになるのが早いので、よりスケボーが楽しくなりますよ。
Contents
スケボーを初めてから1年後にキックフリップの練習開始
私自身がオーリーの次に練習したトリックはフロントサイド180オーリーです。
それもすぐにできるようになり、次はボードスライドと50-50に挑戦し、習得。
キックフリップに挑戦するときには、
- 縦コーンをオーリーで越えれる
- レッジトリックが4つ以上メイクできる
- フラットトリックも180系やポップ系ができる
という状態で、スケボーを始めてから1年以上経っていました。
また、その頃にはスケボーにどっぷりとハマり、毎日滑っていました。
楽しいから練習する→だから上手くなる
という良いスパイラルを作ることは上達する上で、本当に大切だと思います。
オーリーの次にキックフリップに挑戦することを否定するわけではありません。
どうしてもやりたいならやった方がいいと私も思います。
ただ、できなくてスケボーが楽しくないと感じてきたら、この記事で紹介するトリックを練習してみてください。
オーリーの次にオススメな3つのトリック
私がオーリーの次に練習するトリックとしてオススメしたいトリックは、3つ。
- Frontside50-50(フロントサイド50-50)
- Backsideboardslide(バックサイドボードスライド)
- 180オーリー
この3つを選んだ理由は、
- スケートパークでできることが増える
- 応用トリックにつながる
からです。
Frontside50-50(フロントサイド50-50)やBacksideboardslide(バックサイドボードスライド)は、縁石やボックスなどにデッキやトラックをかけて滑らせるレッジトリックと呼ばれるトリックです。
レッジトリックができるとスケートパークで縁石やボックスを使って遊ぶことができるようになるので、スケボーの自由度や楽しみが一気に増えます。
私もスケボーをレッジトリックの練習を始めた直後は、キックフリップやポップショービットには目もくれず、日々レッジトリックばかり練習していました。
また、180オーリーはキックフリップやポップショービットと組み合わて、色々な応用トリックにつながるので早めに練習することをオススメします。
1)Frontside50-50(フロントサイド50-50)
レッジトリックの中で最も基本的なトリックです。
このトリックができるようになると、色々なトリックに挑戦できるようになります。
このトリックには正確なオーリーが必要なので、Frontside50-50(フロントサイド50-50)を練習すると、必然的にオーリーも上手くなります。
オーリーも上手くなって、レッジトリックもできるようになる一石二鳥なトリックです。
Frontside50-50(フロントサイド50-50)が気になった方は、「フロントサイド 50-50を上達させるためにオススメの3つ練習方法」を参考に練習してみてください。
2)Backsideboardslide(バックサイドボードスライド)
縁石やレールの上を前後のトラックの間のボードで滑らせるトリックです。
レッジトリックの中でも一番簡単なトリックなので、オーリーができれば割と簡単にできるようになるはず。
習得できたらあなたはもうレッジトリックの虜。
「ボードスライドをメイクする5つのポイント」を参考に、ぜひ挑戦してみてください。
3)180オーリー
オーリーして、身体と板を180度回転させるトリックです。
180オーリーには
- フロントサイド(背中側に回転する)180オーリー
- バックサイド(腹側に回転する)180オーリー
の2種類があります。
個人的にはフロントサイド180オーリーの方がやりやすいのですが、人によってやりやすい種類の180オーリーが変わるので、まずはどちらも挑戦してみてください。
挑戦してみてやりやすいと思った方を練習しましょう。
フロントサイド側のコツは「フロントサイド180をメイクするためには上半身を回しきることが大切」で、バックサイド側のコツは「バックサイド180オーリーが180度回らない人に伝えたい3つのコツ」で解説してるので、ぜひ参考にしてみてください。
トリックを練習する順番で迷ったら・・・
ここまでご紹介してきたトリックができて、次に練習するトリックに迷ったら「どんなスケーターになりたいか」考えてみましょう。
自分の目指すスケーターがわかれば、どんなトリックを練習した方がいいかわかります。
どんなスケーターを目指せばいいかわからない方は、色々なスケーターの滑りや動画を見まくること。
そうすればきっと目指したいスケーターが見つかるはずです。
「そんなこと言われてもスケーターなんて全然知らないよ・・・」という方は、「スケーターなら知っておきたい、6人のレジェンド級プロスケーター」の記事で紹介しているスケーターの動画を見てください。
きっとお気に入りのスケーターが見つかりますよ。
また、スケボーが上達する近道となるトリックの選び方は、「トリックの覚える順番を考えればスケボーは早く上手くなれる」で紹介しているので、とにかく早く上手くなりたい方の参考になると思います。