ノーリーが上手くなる3つのポイント
今回はノーリーが上手くなるために意識するべき3つのポイントをご紹介します。
- ノーリーの練習を始めようと思ってる人
- ノーリーをもっと上達させたいと思ってる人
はぜひ参考にして見てくださいね。
ノーリーというトリックは、進行方向はメインスタンスと同じなんですが、弾く足と擦り上げる足がメインと逆になります。
- レギュラーの方は、弾く足が左足で擦り上げる足は右足
- グーフィーの方は、弾く足が右足で擦り上げる足は左足
こちらの動画を見ていただけると、より具体的なイメージが掴めるかもしれません。
※動画のライダーのメインスタンスはレギュラーです。
今回ご紹介するノーリーのポイントは、
ポイント1:ノーズを進行方向に弾く
ポイント2:進行方向に弾きやすいように肩を開く
ポイント3:後ろ足は軽く押す
の3つです。
ノーズを進行方向に弾く
ノーリーはノーズを真下ではなく、進行方向側に弾くことが1つ目のポイントです。
真下に弾くと板が地面に接地したタイミングでブレーキがかかり、板だけ後ろに飛んでしまいます。
板と自分の両方が進行方向に進むためには、ノーズを進行方向に弾く必要があります。
そうすると、ブレーキはかからず板の反発力だけが残り、弾いたノーズがちゃんとあがってきます。
ただ、地面に対して平行に弾きすぎても、ノーズが地面にあたらず、ノーズが上がってこない原因になります。
どのくらいの角度で弾いたら良いのかは、走りながら試してみましょう。
きちんと弾いた時にパチンと音がなる範囲で、進行方向側に弾くのがポイントです。
進行方向側に弾きやすいように少し肩を開く
2つ目のポイントは、進行方向側に弾きやすいスタンスにすることです。
ノーズを弾く足は少しだけ背中側に開いておき、それに合わせて肩も少し背中側に開きましょう。
このスタンスで置けば、進行方向側にノーズを弾きやすくなりますし、重心も安定しやすくなります。
肩の開く角度は、ノーズマニュアルと同じ角度がオススメです。
イメージができない人は、前足を背中側に開いた状態でノーズに前足を置き、肩を開いてノーズマニュアルしてみましょう。
その時に自分はどれくらいの角度で肩を開くと、ノーズを踏みやすいのか研究してみてください。
その角度がノーリーをする時の肩の角度です。
後ろ足は軽く押す
3つのポイントは、後ろ足の動かし方です。
後ろ足は、このイメージで動かしましょう。
- 真上に上げる
- テールが後ろ足に当たったら、進行方向とは逆側に軽く押す
メインよりも少ない力で板は並行になるため、テールは「軽く押す」程度で充分です。
メインのように擦り上げる感覚でやると、
- 高さが出ない
- 平行にするときの動作が強すぎて後ろ側に板が飛ぶ
ような失敗が多いです。
キレイな高いノーリーがしたいなら、後ろ足は少し待って軽く押すを心がけてみてください。
まずはノーリーの動きに慣れよう
ノーリーはメインと同じ進行方向ですが、弾く足と擦る足が逆になるため、感覚が結構違います。
そのため、まずは今回の記事と下のhowto動画を参考に、色々なスタンスや動きを確かめてみてください
ポイントさえ掴めれば、楽にできるようになるトリックだと思うので、メインスタンスである程度のトリックができるようになったら挑戦してみてくださいね。
ノーリーを練習する時期を迷ってる方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
スイッチスタンスとノーリースタンスを練習し始めるタイミングと練習するメリット