カーブトリックを練習し始めた人に伝えたい2つのコツ
今回はボードスライドや50-50などのカーブトリックを練習し始めた人に伝えたい、カーブトリックのコツをお伝えします。
カーブトリックを練習し初めて思うことは、
- 縁石やボックスに乗るのが怖い
- 思ったとおりにボードやトラックがかからない
の2つだと思います。
1.の「恐怖心」については低いボックスで練習したり、ボックスにオーリーで乗る練習をするなど、カーブトリックする量を増やすしかありません。
そのため、縁石やボックスに乗る練習やカーブトリックの練習をしていれば、嫌でも慣れていきます。
そのため今回は、2.の「思うとおりにボードやトラックがかからない」お悩みの対処方法をお伝えしていきます。
きちんとオーリーをする
当たり前だと思うかもしれませんが、「ちゃんとテールを弾いてオーリーをする」ことがカーブトリックをメイクする上で一番重要です。
ボックスや縁石に慣れなかったり、できないカーブトリックをしていると、カーブトリックのイメージが先行してオーリーがおろそかになりがち。
オーリーがおろそかになると、縁石やボックスに思うようにトラックやノーズを乗せられません。
特に50-50や5-0など、テール側のトラックを乗せるカーブトリックはテールを弾かないと、テール側のトラックがうまくかかりません。
「ちゃんと弾いているつもりだけど、なぜかテールが上がってこない」という方は、縁石やボックスの高さにテールが上がる前に、カーブトリックをかけようとしています。
そのため、テール側のトラックが縁石やボックスの高さまで上がってから、縁石やボックスに乗せましょう。
視線はかける位置におく
- ボードスライドやノーズスライドをかけるとつまって流れない
- 50-50をかけようとしても、ノーズのトラックやフロントボードの形になる
この2つのミスの原因は、どちらも「ノーズやトラックをかけにいく位置が近すぎる」ことです。
上記のミスが多い方は縁石やボックスにかけに行く時に、自分の真横や少し前のコーピングを見ているのではないでしょうか。
自分の真横や少し前のコーピングを見ていると、かけにいく場所もその視線どおりの場所にいってしまいます。
ただ、自分の真横や少し前にトラックやノーズをかけるイメージだと、距離が近すぎてオーリーをきちんとする余裕がなくなり、思うようにかけられません。
また、ちゃんとかかってもスピードが殺されるようなかけ方になってしまうため、かかっても流れません。
オーリーをちゃんとするためには、カーブトリックをアウトする場所あたりを見てください。
そうすれば、オーリーをきちんとする時間が生まれ、カーブトリックがキレイにかかって流せるはずです。
どのトリックでも重要なのはとにかくオーリー
ここまで2つのポイントをお伝えしてきましたが、2つ目のポイントも結局はオーリーをきちんとするための工夫です。
カーブトリックはどんなトリックでもオーリーが重要になるので、この2つのポイントをしっかりと意識してカーブトリックを練習していきましょう。
カーブトリックの基本、フロントサイド50-50グラインドを練習している方はこちらも参考にしてくださいね。
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