キックフリップの精度をあげる3つのコツ
今日の記事はキックフリップはできるけど、精度やメイク率が低い人向けに、「キックフリップを綺麗に決めるコツ」をお伝えいたします。
キックフリップは基礎トリックでありながら、奥が深くスタイルが出やすいトリックなので、上手くなりたいと思っている人も多いのではないのでしょうか。
ただ、シンプルなトリックにも関わらず、精度を上げるのがかなり難しいと思います。
そのため、今回は精度とメイク率を上げるために私が意識している3つのポイントをお伝えいたします。
前足は動かさない
キックフリップの動作を知っている人は「え?それじゃあキックフリップできないよ」と思ったはずです。
このポイントをもう少し正確に伝えると「ノーズが前足に来るまで、振り抜く動作をしない」ということです。
キックフリップは上がってきたノーズをつま先で振りぬいてデッキを回転させるトリックなので、前足をノーズの方に振り抜くイメージで練習してる人も多いと思います。
ただ、そのイメージでキックフリップするとノーズが上がりきっていないうちにつま先で振りぬいてしまうので、高さが出ずに地面を這うようなフリップになってしまいます。
テールを弾いたら前足は真上に引き上げて、ノーズがきたら振りぬきましょう。
このイメージどおり体が動けば、空中でデッキをキャッチできる高さのあるキックフリップになるはず。
「前足はノーズが当たるまで振りぬかない」これは精度を上げる上で最も重要なポイントです。
思いっきり引いて弾く
キックフリップはオーリよりも、テールを進行方向から逆側に引いて弾きましょう。
そうすればノーズが上がってくるタイミングが早くなり、フリップの回転が素早く・鋭くなります。
また、キックフリップが安定しない時にありがちなのは、ノーズを振り抜くことに集中しすぎて叩けなくなること。
叩けないとノーズが上がってこないため、高さがあるフリップはできません。
フリップを練習していて、不調になったら前足よりも弾くことに集中してみましょう。
テールを引いて弾くことが意識できれば、回転が早くて鋭いキックフリップができるようになります。
前足にきちんと重心を置く
キックフリップは前足で振りぬくため、どうしても重心が後ろ気味になってしまいます。
ただ、重心が後ろにあるとテールを引いて弾けなかったり、前足を振り抜く動作を上手くできなくなります。
そのため、キックフリップの時も「前足:後ろ足=7:3」の重心で飛ぶようにイメージしてください。
そうすれば、テールの引き弾きもノーズを振り抜く動作も安定してできるようになります。
あとはとにかく練習!
この3つのポイントが理解できたら、3つのポイントを身体に叩き込むためにとにかく練習しましょう。
スケボーのフラットトリックほど反復練習が重要なものはありません。
好きなトリックを自分の武器にしたいなら、とにかく練習する数を増やしましょう。
プロスケーターのmike mo capaldi(マイク モー キャパルディ)もhowto動画でこう言っています。
nollie heelflipができるようになりたいなら、とにかく100回練習しろ
もちろん、ただ練習量を増やすのではなくコツをおさえて練習することが大切です。
私がアップしたキックフリップのhowto動画も貼っておくので、よかったらこちらも参考にしてくださいね。
また、キックフリップがそもそも回らないという方はこちらの記事も合わせてどうぞ。