Kグライドをメイクするためにはノーズスライドと前足の「押し」が大事
今回の記事は、バックサイドのKグラインド(別名:クルックドグラインド)をメイクするためのポイントをご紹介します。
- Kグラインドを練習してるけど、なかなかできない人
- Kグラインドを練習し始めようと思ってる人
はぜひ参考にしてみてくださいね。
Kグラインドがどんなトリックかわからない方はこちらの動画をご覧ください
Contents
Kグラインドよりも先にバックサイドノーズスライドを練習する
Kグラインドをメイクするために最も重要なのは、Kグラインドを練習する前にバックサイドノーズスライドをメイクできるようになることです。
ノーズスライドをメイクできるようになると、Kグラインドをメイクするカギとなるこの2つの感覚が身につきます。
- 前足に重心をのせる感覚
- アウトする感覚
Kグラインドはノーズスライドの上級トリックのように考えてください。
ノーズスライドとKグラインドはかなり感覚が似ています。
ただ、ノーズスライドの方が難易度が低いためKグラインドよりも簡単にメイクすることができると思います。
ちなみにノーズスライドがどんなトリックかはこちらの動画を見てください。
いきなりKグラインドを練習したい気持ちもわかります。
ただ、そうすると「急がば回れ」で結局メイクできるようになるまでに時間がかかってしまいます。
そのためにも、まずはノーズスライドをメイクできるように練習しましょう。
ノーズに重心の9割を乗せる
ここからはノーズスライドがメイクできるようになったと想定してポイントをお伝えしていきます。
Kグラインドの重心もノーズスライドと同じでほぼ前足重心です。
イメージは前足:後ろ足=9:1ぐらいです。
後ろ足はテール側のビスあたりにそえるぐらいでちょうどいいです。
テール側に重心を置いてしまうと、
- テールが下がってしまい、Kグラインドではなくなる
- まくられる
可能性が非常に高いです。
そのため、まずはかけた時に前足に重心の9割をのせるイメージでかけにいきましょう。
前足は自分の体よりも進行方向側に置く
前足に重心をのせる時にノーズの真上に重心を乗せるとつまってしまいます。
そのため、ノーズ側のトラックをかける位置は自分の体よりも少し前にしましょう。
かける時のイメージとしては、少しだけ進行方向に差し込む感じです。
自分の体よりも進行方向側に少し前に出れば、前足にかかっている重心で自然に流せるはずです。
重心をぶらさない
最初にかけた時の重心の位置をなるべくキープすることを心がけましょう。
重心の位置が進行方向側・後ろ側・背中側・腹側のどこにずれても、Kグライドをメイクすることができません。
重心をぶらさないコツとしては、かける前にきちんとグラインドを流しているところまでイメージすることです。
そうするとグライドに体がついていくので、アウトまで流し続けることができます。
アウトのコツは、背中側斜め前に押す
アウトする時に多い失敗が、板が半回転してしまうこと。
板が半回転する原因は
- アウト際にちゃんとノーズを押していない
- 押す方向が間違っている
の2つです。
アウトする時は、ノーズを背中側の斜め前に押すことが重要です。
進行方向側にまっすぐ押してしまうと、腹側に力がかかるためトラックがコーピングから外れてしまい、板に回転がかかってしまいます。
また、ノーズを弾くイメージではなく、押しましょう。
Kグラインドしてる時のノーズとレッジはぴったりくっついている状態なので、物理的にその状態から弾くことはできません。
そのため、背中側の斜め前にノーズを水平方向へ押してください。
そうするとコーピングにかかっていることもあり、ノーズのトラックは進行方向側にまっすぐ抜けます。
まずはやっぱりノーズスライドをメイクにできるようになろう
Kグラインドはとにかく前足が命。
前足の重心、位置がメイクできる鍵になるので、まずはバックサイドノーズスライドを練習して前足に重心をのせられるようになりましょう。
その上で、今回ご紹介したポイントを意識すればメイクすることができるようになると思います。
バックサイドノーズスライドをメイクするポイントはこちらの記事を参考にしてくださいね。
バックサイドノーズライドをメイクするためのポイント
こちらのKグラインドのHowto動画もぜひ参考にしてくださいね。