ヒールフリップの完成度を高める4つのコツ
キックフリップと比べると、トリックの綺麗さや精度、高さなど完成度を上げにくいヒールフリップ。
今回はそんな完成度を上げにくいヒールフリップの
- 綺麗さ
- 精度
- 高さ
など、トータルの完成度を高める4つのコツをご紹介します。
今回はヒールフリップが出来ることを前提にコツをご紹介していくので、まだヒールフリップがメイクできていない方は、まずはこちらの記事どうぞ。
ヒールフリップをメイクする4つのコツと板が回転しない人にオススメの練習方法
Contents
ヒールフリップの完成度を高める4つのコツ
ヒールフリップの綺麗さや精度・高さなど、トータルの完成度をあげるにはこの4つのコツを意識してください。
- フロントポップのスタンスで真下に弾く
- かかとはまっすぐ振り抜く
- お尻に重心を置く
- 前足と後ろ足でデッキを抑えて、板の反発力を利用する
フロントポップのスタンスで真下に弾く
後ろ足はフロントポップのように、テールの真ん中よりも背中側に寄せて置きましょう。
そのスタンスで真下に弾くことで、板に回転がかかりやすく、高さも出やすいです。
ヒールフリップは進行方向とは逆側に引きながら弾く、「引き弾き」をすると高さが出にくいトリック。
ヒールフリップは前足でノーズを引っ張りにくいため、前足にノーズが当たるタイミングが早いと高さを出せません。
そのため、真下に弾いてノーズが前足に当たるタイミングを遅らせましょう。
かかとはまっすぐ振り抜く
ヒールフリップは自分の腹側に抜きやすいトリックですが、それでは完成度は上がりません。
進行方向側に対して、オーリーのようにまっすぐかかとを振り抜くように意識しましょう。
腹側に抜いてしまうと、うまく板に回転がかからなかったり、テールが上がってこないヒールフリップになってしまい、高さも見た目もイマイチなヒールフリップになりやすいです。
お尻に重心を置く
ヒールフリップの基本でもありますが、重心はお尻にのせましょう。
オーリーと同じ重心でヒールフリップをすると、板よりも腹側に自分が飛んでしまい、板が真下で回りません。
板が真下に回らないと、弾く力やかかとで振り抜く力が板にきちんと伝わらないため、ヒールフリップの完成度は上がりません。
前足と後ろ足でデッキを抑えて、板の反発力を利用する
今回ご紹介する4つのコツの中で、実践するのが最も難しいコツです。
ただ、このコツが実践できると、ヒールフリップの完成度とメイク率がかなり高くなります。
4つ目のコツは、前足と後ろ足でデッキをしならせて、その反発力を利用することです。
デッキの反発力を感じるために、まずは止まった状態でヒールフリップのスタンスになり、下記の手順で動いてみてください。
- 前足で腹側に力を入れてデッキを傾ける
- 後ろ足で背中側に力を入れてデッキを傾ける
- 前足と後ろ足に入れる力を均等にする
そうすると、デッキがしなるのを感じると思います。
3.まで行った状態でヒールフリップの動作を行うと、軽くやっただけでもフリップ回転が早く、高さもあるヒールフリップができるようになります。
ヒールフリップの完成度を高めて目立とう!
キックフリップが得意なスケーターは多いのですが、メインスタンスのヒールフリップが得意なスケーターは少数派です。
だからこそ、ヒールフリップが得意になると仲間内やパークで目立てます。
- キックフリップの完成度が上がらなくて悩んでる
- キックフリップができないけどヒールフリップができる
という方はヒールフリップの完成度を上げる練習をオススメします。
ぜひ皆さんも今回ご紹介した4つのコツを参考に、ヒールフリップの完成度を上げてください。
最後にヒールフリップのhowto動画を貼っておくので、こちらも良かったら参考にしてくださいね。