フェイキーオーリーを練習する3つのメリットとフェイキースタンスの魅力
今回はフェイキーオーリーを練習する3つのメリットとフェイキースタンスの魅力をご紹介します
最近のプロスケーターは「ノーリー」と「スイッチ」が得意な人が多いのですが、フェイキーが得意な人はなかなかいません。
そのため、スケボーを始めてオーリーができるようになってくると、「ノーリー」と「スイッチ」を練習し始める人が多い気がします。
ただ、私はオーリーができるようになったスケーターの方は、まずフェイキーオーリーから練習した方がいいと思います。
フェイキーオーリーについては、MarryのYoutubeアカウント「MarryFilm」でHowto動画をアップしているので、良かったこちらもご覧ください。
その理由は、フェイキーオーリーを練習するとこの3つのメリットがあるからです。
- メインスタンスのオーリーが上手くなる
- 180オーリーの着地がスムーズになる
- トリックの幅が広がる
そして、フェイキースタンスは得意な人・練習する人が少ないからこそ、スタイルを出しやすいスタンスなんです。
Contents
フェイキーオーリーを練習するメリット
スケボー初心者の方にとって、フェイキーオーリーを練習する3つのメリットはかなり大きいです。
オーリーでコーンなどの障害物を超えられるようになったら、少しずつフェイキーオーリーを練習し始めましょう。
メインスタンスのオーリーが上手くなる
フェイキーオーリーを練習すると、メインスタンスのオーリーの上達に繋がります。
特にメインスタンスのオーリーでノーズとテールが平行になっていない方は、フェイキーオーリーを練習することをオススメします。
フェイキーオーリーは進行方向側にテールを弾くため、ノーズが前足に引っかかりやすくなります。
ノーズが前足に引っかかりやすいということは、ノーズを前足で擦りやすくなるということ。
オーリーでノーズとテールを平行にするためには、前足で擦る感覚がかなり重要なんです。
メインスタンスのオーリーがなかなか平行にならない方は、フェイキーオーリーで前足を擦る感覚を掴みましょう。
平行なオーリーがしたい方は、こちらの記事も合わせて参考にしてくださいね。
オーリーを並行にするために意識するべき2つのポイント
180オーリーの着地がスムーズにできる
オーリーと並ぶ基礎トリックである、「フロントサイド180オーリー」と「バックサイド180オーリー」。
どちらもメインスタンスから180度回転して着地するので、地面に降りる時のスタンスはフェイキースタンスになります。
フェイキースタンスに慣れていないと、フェイキースタンスで着地するのが怖かったり、着地の時にまくられることが多いです。
早いうちからフェイキーオーリーを練習しておくと、必然的にフェイキースタンスでの着地になれます。
フェイキースタンスでの着地に慣れると、180系トリックの着地に恐怖心がなくなり、重心の置き方がわかるため、まくられにくくなります。
トリックの幅が広がる
フェイキーオーリーができると、一気にトリックの幅が広がります。
ぱっと思いつくものだけでも、これだけあります。
- フェイキー系の180オーリー
- フェイキー系のポップショービット
- フェイキー系のショービット
- フェイキー系のフリップ
進む方向は違えど、テールを叩く足もノーズを振り抜く足も同じなので、メインでできるトリックはフェイキースタンスでも割と簡単にできるようになります。
特にフェイキースタンスのバックサイド側の180オーリー「ハーフキャブ」は、メインスタンスの180オーリーよりも簡単なので、すぐにできるようになるはず。
フェイキースタンスを得意になってスタイルを出そう
ここまでフェイキーオーリーを練習するメリットを3つご紹介してきましたが、もう1つフェイキーオーリーを練習するメリットがあります。
それは
フェイキーオーリーが得意になるとスタイルが出る
ということ。
記事の冒頭でもお伝えしたように、今はノーリースタンスとスイッチスタンスが得意な人が多い時代です。
だからこそ、フェイキースタンス・フェイキーオーリーが得意だと、他のスケーターとは違うスタイルになります。
みんなが得意なトリックや流行なトリックもいいのですが、やはりみんながやっていないトリックをやっている方が、スタイルが出ると思います。
今回の記事でフェイキースタンスに興味が出た方は、ぜひこちらの記事を参考にフェイキーオーリーを練習してみてくださいね。
フェイキーオーリーが上手くなるためのコツを徹底解説!