練習量だけ増やすのは効率が悪い?スケボーを早く上達させる練習の質を高める2つのコツ
今回はスケボーが早く上達するために重要な「練習の質を高める」コツをご紹介します。
練習の質を高めるコツはこの2つ。
- 動作を分解する
- 各動作を個別に練習する
この2つのコツをおさえて練習すると、スケボーが早く上達します。
動作を分解する
スケボーのトリックを安定させ綺麗にメイクするためには、トリックの動作を
- どれだけ具体的にイメージできるか
- どれだけそのイメージ通りに動けるか
にかかっています。
トリックの動作を具体的にイメージするには、各トリックごとに
「体のどこを」
「どのタイミングで」
「どう動かせばいいか」
を分析しなければいけません。
Howto動画やプロが滑ってる動画をスローモーションで確認し、
- テールはどうやって弾けばいいのか
- 前足はどのタイミングでどう動かしているのか
など、動作を細かく分解し、確認していきましょう。
なんとなくキックフリップはこうやって動くのかなーというレベルではなく、「テールを弾くのはこう」、「抜き足はこの方向に動かす」ぐらいのレベルで分解してください。
ここまで細かく分解すると、自分自身がトリックするイメージができるはずです。
各動作を個別に練習する
自分自身がトリックするイメージができたら、分解した動作を1つずつ練習していきましょう。
キックフリップを例に出すと、まずは板を1回転させる動作だけを練習します。
回した板に乗りにいかずに、板を1回転させるために必要な動作をイメージの通りにおこなってみましょう。
例えば、
- 膝のひらき方
- 前足の足首の寝かせ方
- 前足を振り抜く方向
など、とにかく板を1回転させる動作だけに集中します。
体をイメージ通りに動かせて板を1回転させられたら、次は1回転させた板に前足だけ乗せる練習をする
とこのように各動作ごとにわけて練習することが、スケボーの練習の質を高める方法です。
とはいえ、ある程度のイメージで出来る時もあります。
しかし、トリックの完成度やメイク率を上げるためには、このような地道な練習が必ず必要です。
練習量×練習の質=上達のスピード
みなさんも実感しているとおり、スケボーが上手くなるためにはとにかく練習する必要があります。
スケボーは体にいかに動作を染み込ませるかが重要なので、練習量は多ければ多いほどいいです。
ただ、練習量を増やすのには体力的にも時間的にも限界がありますよね。
だからこそ、練習の質を上げることがすごい大切なんです。
スケボーの上達スピードを数式にするとこうなります。
練習の質×練習量=スケボーの上達スピード
練習量が多くても、練習の質が低いとスケボーが上達するスピードは遅くなります。
そのかわり、練習の質が高ければ少ない練習量でも上達するスピードを速くできます。
スケボーを早く上達したい方は、練習量を増やすだけでなく「練習の質を上げる」という考え方を持って練習しましょう。
今回の記事とは別の観点で、スケボーが上達する方法を解説したこちらの記事もぜひお読みください。
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