デッキを選ぶ基準と定番・人気・個人的に好きなブランドの紹介

デッキを選ぶ基準と定番・人気・個人的に好きなブランドの紹介

スケボーの板の部分を「デッキ」と呼びますが、初心者の方は何を基準にデッキを選べばいいかわからないので、デッキ選びにすごい悩みますよね。

でも、デッキはスケボーのパーツの中で最も目立つパーツなので、できればかっこいいグラフィックのデッキを選びたいところ。

この記事では、そんなデッキ選びで迷っている方が自分のお気に入りのデッキを見つけられるように

  • デッキを選ぶ基準
  • 定番・人気・個人的な好きなデッキブランド

をご紹介いたします。

ストリートのトリックに向いたデッキの形を選ぼう

今回は、ストリートでオーリーなどのトリックをする場合に向いたデッキを選ぶ基準をお伝えいたします。

街を気持ちよくプッシュするためのクルーザーとストリートでトリックをするスケボーは、デッキの選び方からウィールの選び方まで異なるので、気をつけてください。

クルーザー向けのデッキの形はこんな感じですが、

ストリート向けのデッキの形はこんな感じです。

ペニーを代表とするクルーザーの特徴は、こちらの記事で詳しくご説明しているので、良かったらこちらもどうぞ。

ペニーの特徴と普通のスケボーとの違いについて

デッキを選ぶ基準

ストリート向けのデッキを買う時はこの3つのポイントを考慮して、自分に合うデッキを選んでいきます。

  • グラフィック
  • サイズ

初めてデッキを買う人か2回目にデッキを買う人は、グラフィックとサイズだけ気にすればOKです。

デッキの形は、色々と試していかないと何が自分に合っているかわからないので、スケボーに乗り慣れてきたあたりで気にするぐらいで大丈夫です。

グラフィックは色々なブランドを見て、好みのものを選びましょう。
その方が滑る時のテンションも上がります。

デッキのサイズ(横幅)は

  • 男性であれば、8.0~8.125inch(インチ)
  • 女性であれば、7.75~7.825inch(インチ)

のものを選べば、大丈夫です。

デッキの長さはあまり気にしなくてもいいと思います。

また、スケボーのトラックを既に持っているのであれば、そのトラックに合わせたデッキのサイズを選びましょう。

トラックにもサイズがあり、そのサイズごとに適したデッキのサイズがあります。

ここからはさらに詳しくデッキの選び方を説明していきます。

まずはデッキのグラフィックとサイズだけで選びたい、という方は下の「人気・定番・個人的な好きなデッキブランドの紹介」まで読み飛ばしてしまって構いません。

デッキのサイズ

デッキの太さと長さ
太さと長さは、どちらもデッキコントロールに大きく関わってきます。

デッキの太さはinch(インチ)で表記されていることが多いです。
inch(インチ)はアメリカで使われる長さの単位で、1インチ=2.54センチです。

デッキの太さ

デッキの太さはかなり幅があるので、ざっくり太いデッキと細いデッキにわけて、それぞれの特徴をお伝えします。

ちなみにここでの太いデッキと細いデッキとは、以下のサイズのデッキです。

  • 太いデッキ=8.25インチ以上
  • 細いデッキ=7.625〜7.825インチ

8〜8.125インチのデッキは太いとも細いとも言えず、中間ぐらいの太さなので、迷ったら8〜8.125インチを選ぶのが吉です。

実際に使っている人が多い太さも、8〜8.125インチです。

太いデッキの特徴

太いデッキだと足を乗せるスペースが多いため安定感があります。

そのため、プッシュやオーリー、縁石でスライドやグライドする時はやりやすく感じます。

ただ、太ければ太いほど板が重くなるため、フリップ系(板を回転)のトリックで板が回しにくくなります。

細いデッキの特徴

細いデッキは太いデッキの反対で板が軽いため、フリップ系のトリックは回しやすいです。

ただ、当然ですが細いと足を置くスペースが少ないため、乗った時に不安定さを感じるかもしれません。

デッキの長さ

次に長いデッキと短いデッキの特徴をそれぞれご紹介します。

長いデッキの特徴

長いとテールを弾いてから、ノーズが上がってくるまでに時間がかかります。

そのため、ノーズが上がってくるのをしっかり待ってから前足を擦ってオーリーしないと、うまくオーリーできなくなります。

ただ理論上、デッキが長い方が高さを出せます。

短いデッキの特徴

短いとテールを弾いてからすぐにノーズが上がってくるため、きれいなオーリーがしやすいと思います。

また、ノーズが上がってくるスピードが早い=ボードコントロールもしやすいため、短いデッキの方が使いやすいと感じる人が多いです。

デッキの形

デッキの形と一口に言っても、滑る時に影響があるのは以下3つのポイントがあります。

  • キック
  • コンケーブ
  • ノーズとテールの幅

それぞれ具体的にどのような影響があるのか、順番に説明していきます。

キックとは

キックとは、ノーズとテールの反り返りのことです。
デッキのキック

キックの形は、テールを弾いた時のノーズが立ちがるスピードに影響があります。

キックの形が及ぼす影響はこんな感じです。

  • キックが強いとノーズの立ち上がりが遅くなり、ノーズの立ち上がりが遅いとトリックの高さを出しやすくなる
  • キックが弱いとノーズの立ち上がりが速くなり、ノーズの立ち上がりが速いとデッキコントロールがしやすくなる

また、キックが強いデッキはテールを弾く力を強くしないと、テールが地面に当たらなくなります。

スケボー初心者の方やオーリーの練習を始めたばかりの人はテールをうまく弾けないため、キックが弱いデッキの方がオーリーしやすいと思います。

コンケーブとは

コンケーブとは、デッキ全体の反りのことです。
デッキのコンケーブ

コンケーブが強ければ強いほど、フリップ(板に回転をかけるトリック)がやりやすくなりますが、反りが強いため板の上では不安定になります。

そのため、スケボーに乗り慣れていない人はコンケーブが弱いデッキがオススメです。

ノーズとテールの幅

ノーズとテールの幅もやりやすさに影響があります。

幅が広ければ広いほど、縁石やレールにスケボーをかけるスライド・グラインドトリックがやりやすくなります。

ただ、広いとフリップがやりにくく感じる人もいます。

このノーズとテールの幅のやりやすさは完全に個人の好みだと思います。

慣れてくるまでは、あまり気にしなくてもいいです。

結局、スケボー初心者に合うのはどんなデッキ?

私が初心者にオススメするデッキは、こんな感じです。

  • デッキのサイズは8.0〜8.125inch
    (女性の場合は、7.75〜7.825inch)
  • キックは弱め
  • コンケーブも弱め
  • ノーズとテールの幅は気にせずOK

グラフィックやデッキのサイズだけじゃなく、きちんと考えて買いたい方はぜひ参考にしてみてください。

ただ、スケボーのパーツは人によって合う合わないがはっきり分かれます

なので、練習しながら色々なデッキを試して、自分なりに好きなデッキの形を見つけましょう。

定番・人気・個人的に好きなブランド

ここからは、定番・人気・個人的な好きなデッキブランドを紹介していきます。

それぞれ簡単な解説とブランドのデッキのURL、動画を記載していくので、ざっと読めばそれぞれのブランドイメージが掴めると思います。

どんなデッキブランドがあるかわからない方は、この記事を参考にお気に入りのデッキブランドを見つけてくださいね。

定番のデッキブランド

まずはみんな知ってる&古くからある定番のデッキブランドからご紹介していきます。

PlanB(プランビー)

マイク・ターナスキーが1991年に設立したデッキブランドです。

PlanBに所属するライダーは、PJ Radd,Ryan Sheckler,Chris Cole,Torey Pudwill,Chris Joslinなど、レジェンドとスターばかり。

サッカーで言う、レアル・マドリードみたいなブランドチームです。

現役のプロスケーターで実力があるスケーターを知りたいなら、このブランドのスケーターを知っておけば間違いありません。

Girl(ガール)

1993年にMike Caroll(マイク・キャロル),Rick howard(リック・ハワード)という二人のレジェンドスケーターが設立し、スケーターが運営するデッキブランドです。

映画監督のスパイク・ジョーンズが映像制作に関わっているためか、他のデッキブランドとは一線を画す、ユニークな映像をリリースしています。

所属しているライダーは、Sean Malto,Brandon Biebel,Mike mo Capaldi,Rickhoward,Mike Carroll,Cory Kennedyなど

Girlのライダーは移籍が少なく、生え抜きのライダーが多い印象があります。

DVDやインタビューの雰囲気を見るかぎり、ファミリー感があって良いブランドチームなんだと思います。

また、楽しそうに滑る映像をいつもリリースしているため、人気もかなり高いです。

初心者からの人気が高いイメージでしたが、最近は玄人やベテランのスケーターが使うようなってきた気がします。

Chocolate(チョコレート)

Girlの姉妹ブランドとして、1994年にChocolateは設立されました。

このブランドのライダーはVincent Alvarez · Kenny Anderson · Chico Brenes · Justin Eldridge · Jesus Fernandez · Chris Roberts · Elijah Berle · Stevie Perez · Raven Tershy · Jerry Hsuなど、渋めなライダーばかり。

デザイナーのEVAN HECOXが手がけているデッキのデザインも、アートなグラフィックでかなり渋くてかっこいいです。
また、Girlと姉妹ブランドということもあってか、ChocolateのデッキはGirlのデッキと形がかなり似ています。

ANTIHERO(アンタイヒーロー)

1996年にジュリアンストレンジャーによって設立されたデッキブランド。

かなりハードコアなブランドで、アールやボウルでのスケーティングがメインです。

ライダーはJohn Cardiel,Frank Gerwer,Tony Trujiillo,Peter Hewitt,Andy Royなど、全員イカれたライダーばかり。

デッキのグラフィックもかなりハードコアな感じです。

ちなみにANTIHEROの読み方は、アンチヒーローでもアンタイヒーロでもどっちでもいいみたいです。

DGK(ディージーケー)

2002年にSTEVIE WILLAMSが設立したデッキブランド。
DGKは「Dirty Ghetto Kids」の略です。

「ANTIHERO」とは対象的に、こちらはかなりHIPHOP寄りのデッキブランドです。

ライダーはStevie Williams,Dan vaughn,Josh Kalis,Wade Desarmo,Boo Johnsonなど、テクニカルなライダーが揃っています。

DVDや動画を見ればわかりますが、HIPHOPが好きな人は好きになるデッキブランドだと思います。

Element(エレメント)

プロライダーとして活躍したジョニー・シラレフが1992年に設立したスケートブランド。

デッキだけでなく、アパレルなど幅広い商品を販売しているブランドです。
そのため、スケボーしてなくても知ってる人が多いブランドだと思います。

ライダーは、Mark Appleyard,Ray Barbee,Levi Brown,Julian Davidson,Nyjah Huston,Evan Smithと、レジェントから渋いベテラン、スター、イケイケの新人まで幅広いライダーが在籍しています。

国内では、正直あまりかっこいいイメージを持っていない方が多いのですが、ライダーの実力は本物です。

Flip(フリップ)

Flipは、1991年に設立されたデッキブランド。

ライダーは、Tom Penny,David Gonzalez,Luan Oliveira,Arto Saari,Louie Lopez,Curren Caples,Ben Nordbergが在籍しています。

記事を書くために所属するライダーをあらためて確認し、ライダーの数は決して多くはありませんが、実力派のライダーが選び抜かれていると感じました。

Flipに所属するライダーは、どのライダーも自分のスタイルと一流の実力を持っています。

REAL(リアル)

トミー・ゲレロとジム ・シーボーが1989年にサンフランシスコ設立したデッキブランド。

Flipに引き続き、所属しているライダーはかなり選び抜かれています。

ライダーは、Dennis Busenitz,Ishod Wair,Kyle Walker,Peter Ramondetta,Jake Donnelly,Zion Wrightなど。

新人からベテランまで、全員が全員実力派です。

特にZion Wrightはかなりプロになったばかりのライダーですが、攻めっぷりが尋常じゃありません。。スケーターなら、彼の今後の動きは要チェックです。

ZERO(ゼロ)

ジェイミー・トーマスが1996年に設立したデッキブランド「ZERO」。

ライダーは、Jamie Thomas,Tommy Sandoval,James Brockman,Dane Burmanなど。

ZEROのライダーの攻めっぷりは異常。
でかいハンドレールやステアにみんなガンガン突っ込んでいきます。

10段以上のハンドレールに恐怖心なく入れないと、ZEROのライダーになれないんじゃないかと思うほど、攻めまくりのブランドです。

ブランドイメージ的にはロックやパンクがよく似合います。

ZOOYORK

1993年にロドニースミス、イライ・モーガン、アダム・シャツが設立したブランドで、アメリカ東海岸を代表するデッキブランドです。

ブランドイメージ的にはHiphopよりで、テクニカルかついぶし銀なスケーターが多く在籍しています。

ライダーは、Chaz Ortiz,Forrest Kirby,Aaron Suski,Ron Deily,Kevin Taylorが在籍しています。

しかし、資金がないのか2018年2月時点ではライダーの人数はかなり少ないです。

ただ、どのライダーも高い実力は持っていますし、NY好きならデッキのグラフィックに愛着が湧くと思います。

人気のデッキブランド

ここからは最近人気のデッキブランドを紹介していきます。
流行りのデッキブランドのデッキを使いたい方は、この後ご紹介するブランドがオススメです。

Primitive skateboarding(プリミティブ スケートボーディング)

レジェントとも言えるプロスケーターPaul Rodriguezが立ち上げたデッキブランドで、今最も人気があると言ってもいいでしょう。

アパレルのセレクトショップとして2008年から運営されていましたが、2014年からPrimitiveとしてのデッキを販売を開始し、本格的にデッキブランドとしても活動を初めました。

デッキだけでなくアパレルも人気で、パークでも着ているスケーターをよく見かけます。

ライダーは、Shane O’neill,Carlos Riebeiro,Nick Tucker,Diego Najera,Trent McClung,Robert Nealなど、実力だけでなく人気もあるスケーターが多く在籍しています。

次世代のスター集団と言ってもいいでしょう。

運営しているPaul Rodriguezが人望あるため、これからも人気あるスケーターがどんどん集まってくると思います。

そのため、この先はもっと人気が出て、定番のデッキブランドになる予感がします。

NUBERS EDTION(ナンバーズ エディション)

レジェンド級のプロスケーター、Erick KostonとGuy Marianoが2016年4月に立ち上げたデッキブランド「NUBERS EDTION」。

最も有名でカリスマ性があるMark Gonzalesが名付け親のブランドです。

ライダーは、Rodrigo TX,Miles Silvas,Antonio Duraoと数少ないながら、実力と人気があるスケーターを集めています。

まだ出来たばかりのデッキブランドですが、注目と人気を集めているデッキブランドです。

このブランドも運営しているErick KostonとGuy Marianoの人望があるため、どんどん伸びていくブランドだと思います。

HOPPS(ホップス)

Jahmal Williamsが2007年に立ち上げたデッキブランド「HOPPS(ホップス」。

他の2ブランドように色々なメディアで取り上げられてるわけではありませんが、人気あるブランドです。

ニューヨークのアンダーグランドカルチャーの影響を受け、スケーターが運営しているからこそ、メディアの露出が少なくてもスケーターの感性に響くのかもしれません。

ライダーは、Steve Brandi,Joel Meinholz,,Dustin Eggeling ,Brian Clarkeとコアなスケーターばかり。

あまりメジャーではないですが、スケーターからの人気があるブランドなので、コアなスケーターに人気あるブランドのデッキを使いたい方にオススメのブランドです。

個人的に好きなデッキブランド

ここからは個人的に好きなデッキブランドを紹介していきます。

まだまだあまり知られていなかったり、メジャーではないブランドですが、私が実際にデッキを使ってみて品質が良かったり、ブランドイメージが好きなデッキブランドを紹介します。

SOVRN(ソヴァー)

プロスケーターMikey Taylorが2016年に立ち上げたデッキブランド。

他のデッキブランドとは一線を画す、独特な世界観を元に動画やデッキをリリースしているのですが、これがめちゃくちゃかっこいいんです。

ストリート感はほとんどなく、洗礼されたアートな雰囲気を持ったブランドです。

ライダーはAlex Midler,Walker Ryan,Jack Fardellと、まだまだライダーの数は少ないですが、このままスモールカンパニーとして、独自の世界観を貫き通して欲しいです。

SOVRNについてはこちらの記事でも紹介していますので、よかったらどうぞ

独特な世界観を持った新しいスケートカンパニー「SOVRN」

HABITAT(ハビタット)

デッキブランド名「HABITAT(生息地)」のとおり、自然をテーマにしたブランドで、Joe Castrucciによって2000年に設立されました。

このブランドも独自な世界観を持っており、動画からデッキのグラフィックにいたるまで、その世界観を貫きとおしています。

また、ライダーは、Silas Baxter-Neal,Brian Delatorre,Daryl Angel,Mark Suciu,Stefan Janoski,Bobby De Keyzerと、実力とスタイルを合わせもつ一級品のスケーターが揃っているところも魅力的。

スター的な人気あるスケーターはおらず、どちらかという渋めのライダーばかりで、そこがいい。

Mark SuciuとBobby De Keyzerは、今後どんどん活躍になるスケーターだと思うので、ぜひチェックしてみてください。

Mark SuciuとBobby De Keyzerについては、こちらの記事でも取り上げてるので、よかったらこちらもどうぞ。

Mark Suciuの紹介記事

図抜けたテクニックを持つスケーター mark suciu(マーク・スチュウ)

Bobby De Keyzerの紹介記事

HabittのプロスケーターBobby de keyzerを要チェック!

SNACK(スナック)

2007年にサンフランシスコで設立されたデッキブランド「SNACK」。

まだあまり知名度は高くありませんが、ストリート感満載なスケーターが揃っています。

そのため、コアなスケーターからは徐々に人気が出始めています。
また、デッキのグラフィックもかなりかっこよく、個人的にはかなり好みです。

ライダーはNathan Porter Sean Cullen ,Roger Krebsと、あまり有名なスケーターはおらず、在籍しているライダーもコアなスケーターばかり。

「人とかぶりたくない」と思っている方にはお勧めのブランドです。

まずはデッキのグラフィックとデッキの横幅で選ぼう

ここまでで気になったデッキブランドは見つかったでしょうか。

記事の冒頭でも書きましたが、最初はデッキのグラフィックとデッキの横幅のサイズだけで選んでいいと思います。

色々と試してみないと自分に何が合うかもわかりませんし、好きなグラフィックを使った方がテンションが上がり、滑るのが楽しくなります。

トラックやウィール選びでも、お悩みの方はこちらの記事もどうぞ!

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