目的・用途別おすすめのクルーザーデッキと選び方を徹底解説
街乗り用のスケボー「クルーザー」を組み立てる時、どんなクルーザーデッキにするか迷いますよね。
トリック用のデッキと違って、明確に選ぶ基準があるわけでもないので、クルーザーを組む目的や用途を自分でイメージしてデッキを選ぶ必要があります。
といっても、初めてクルーザーを組む方やスケボーを初めたばかりの方は、どうやって選べばいいかわからないと思います。
そんな方に向けて、この記事では目的別・用途別に
- おすすめのクルーザーデッキのご紹介
- クルーザーデッキの選び方を解説
していきます。
Contents
クルーザーとは
本題に入る前にクルーザーについて詳しく知らない方向けに、「クルーザーとは何か」をあらためてご説明します。
クルーザーとは、移動に特化したスケボーのこと。
街乗り用のスケボーだと思ってもらえれば、間違いないです。
トリック向けのスケボーとは、使っているパーツの種類が異なります。
トリック向けのスケボーとクルーザーの違いをもっと知りたい方は、違いを詳しく解説したこちらの記事をご覧ください。
クルーザーの選び方をスケボー初心者にもわかりやすいように徹底解説!
クルーザーデッキの特徴
これからご紹介するクルーザーデッキとは、クルージング向けに作られたデッキのことです。
一般的なクルーザーデッキのシェイプはこんな感じ。
トリック用のスケボーよりも、ノーズが細くテールが太いのが特徴です。
シェイプ以外はトリック向けのデッキと変わりません。
ただ、実はクルーザーデッキではトリックをしないため、どんなシェイプでも良いんです。
自分の好きなシェイプ・グラフィックのデッキを選んで大丈夫。
クルーザーデッキの選び方
「好きなシェイプ・グラフィックのデッキを選んでもいい」と言われても困りますよね。
そんな方のために、ここからはおすすめのクルーザーデッキと選び方を紹介・解説していきます。
クルーザーデッキを選ぶ時は、まずどんな風にクルーザーを使うのかイメージしてみましょう。
私がパッと思いつくのは、こんなイメージです。
- 電車に乗って移動しつつ、駅から目的地までをクルージングしたい
- 長距離クルージングしたい
クルーザーの使い方以外にも、こういった条件も出しておくと、さらに選びやすくなります。
- なるべく安くクルーザーを組みたい
- 定番のクルーザーデッキを使いたい
- 個性的なクルーザーデッキを使いたい
おすすめのクルーザーデッキ
おすすめのクルーザーデッキも、ここまでの使用イメージ・条件をふまえた下記5つの観点からご紹介していきます。
- 持ち運びしやすいクルーザーにしたい
- 安定感あるクルーザーにしたい
- とにかく安く済ませたい
- 個性的なクルーザーにしたい
- 定番のクルーザーにしたい
持ち運びしやすいクルーザーにしたい
電車に乗って移動しつつ、駅から目的地までクルージングをしたい方には、持ち運びしやすいクルーザーがおすすめです。
具体的には、デッキのサイズが小さいものを選びましょう。
デッキのサイズは、7.75インチ以下のクルーザーがおすすめ。
持ち運びしやすいクルーザーとして、おすすめしたいのは「5BORO」の7.625インチのクルーザーデッキ。
スケーターらしいカッコいいデザインながら、7.625インチと小さめのサイズで持ち運びしやすいです。
また、小さいながらもノーズとテールにキックがあるため、安定感もあります。
安定感あるクルーザーにしたい
- 長距離クルージングしたい
- クルージングしたいけど、乗り慣れていないから不安
- スピード出したい
という方には、安定感があるクルーザーデッキがおすすめです。
具体的には、サイズが大きめのクルーザーデッキを選びましょう。
サイズは8.0〜9.0インチのクルーザーデッキを選べば、安定すると感じられるはず。
9.0インチを超えると重くて、持ち運ぶのが面倒になります。
安定感あるクルーザーデッキでおすすめなのは、「POLAR」のP9シェイブデッキ、8.625インチです。
ノーズとテールのキックもあり、結構太いのでかなり安定するため、トリックもできちゃいます。
私の周りでもトリック向けのデッキとして使っているスケーターがいます。
とにかく安く済ませたい
「クルーザーデッキにお金をあまりかけたくない」という方には、ブランク(グラフィックなし)のクルーザーデッキがおすすめです。
ブランクのクルーザーデッキなら、4,000円〜7,000円で手に入ります。
ブランクでもカラーやサイズも豊富に用意されているので、選択肢は多いです。
ただ、ブランクのクルーザーデッキには粗悪なものも多いので、気をつけてください。
私がおすすめしたい良質なブランクのクルーザーデッキは、この2つ。
どちらもスケボー専門ショップが販売しているだけあって、質が高いクルーザーデッキです。
先にご紹介したクルーザーデッキは、有名なデッキブランド「REAL」と同じデラックスのプレス。
「ブランク=質が悪い」というわけではないので、ご安心ください。
個性的なクルーザーにしたい
クルーザーデッキはトリックのやりやすさは考えなくてもいいため、個性的なシェイプのデッキも問題なく選べます。
「誰とも被らないクルーザーデッキを選びたい!」という方には、こんなクルーザデッキがおすすめ。
オレオの形をしたクルーザーデッキや
エイリアンの形をしたクルーザーデッキ
棺桶の形をしたクルーザーデッキも
どれもかなり個性的なシェイプですよね。
このようにふざけたクルーザーデッキを出しているブランドも多いので、面白いシェイプのクルーザーデッキを探してみるのも楽しいですよ。
定番のクルーザーにしたい
ここまで色々な観点でクルーザーをご紹介してきましたが、
「どれを選んでいいかわからないから、定番のクルーザーデッキを使いたい」
という方も多いと思います。
そんな方には、スケボーショップ「カリフォルニアストリート」のクルーザーデッキがおすすめ。
乗りやすく持ち運びやすいサイズかつ、値段も手頃。
クルーザーの入門にぴったりなクルーザーデッキです。
究極にこだわりたいなら自作のクルーザーデッキがおすすめ
先ほどお伝えしたようにクルーザーでトリックしないなら、クルーザーデッキのシェイプはどんな形でもOK。
そのため、自分だけのシェイプを自作するスケーターも結構多いです。
トリック用のデッキで使い古したものをノコギリで切って、ペンキで自分の好きな色に塗り、自分だけのクルーザーデッキを作るのも楽しいですよね。
本当にこだわり抜きたいなら、自作のクルーザーデッキを検討してもいいと思います。
楽しみ方に合わせたクルーザーデッキを選ぼう
クルーザーデッキは、自分の楽しみ方や乗るシチュエーションに合わせて選べると、クルージングがより楽しくなります。
この記事で自分に合ったクルーザーデッキが見つかれば幸いです。
私のクルーザーのセットアップはこの記事でご紹介していますので、よかったらどうぞ。
【スケボーのクルーザー】マイセットアップのご紹介