Bones Wheels(ボーンズウィール)の選び方を徹底解説
この記事では、Bones Wheels(ボーンズウィール)の種類と選び方を解説していきます。
- Bones Wheels(ボーンズウィール)が気になっている
- Bones Wheels(ボーンズウィール)を使うか検討中
- Bones Wheels(ボーンズウィール)を使ったことがない
というスケーターはぜひ参考にしてくださいね。
Contents
Bones Wheels(ボーンズウィール)とは
まずはBones Wheels(ボーンズウィール)をよく知らない方のために、どんなブランドかをご紹介していきましょう。
Bones Wheels(ボーンズウィール)は、Spitfire(スピットファイヤー)についで有名かつシェアが高いウィールブランドです。
アメリカだけでなく日本のシェアも高いウィールブランドで、スケーターなら誰しも知っているといっても過言ではありません。
ドクロのマークで有名なPowell(パウエル)の自社工場でウィールを製造しています。
スケボーの専用の最高品質のウレタンを使ったウィールが特徴。
Bones Wheels(ボーンズウィール)のウィールはパンクしないことで有名です。
Bones Wheels(ボーンズウィール)のラインナップ
Bones Wheels(ボーンズウィール)には、4つの種類があります。
- STF(STREET TECH FORMULA)
- SPF(SKATEPARK FORMULA)
- ATF (ALL TERRAIN FORMULA)
- DTF(DITCH TECH FORM)
また、それぞれの種類ごとにいくつかのシェイプ(形)があるため、選択肢はかなり多いです。
STF(STREET TECH FORMULA)とは
STF(STREET TECH FORMULA)には、ストリートで滑るために開発された特別なウレタンが使われています。
STFは、速いスピードを出した時のリバウンド性とスライド性を兼ね備えており、摩擦にも強いタフで使いやすいウィールです。
SPF(SKATEPARK FORMULA)とは
滑りやすい路面でも高いグリップ力で安定して滑れるウィールが、SPFです。
パンクすることがほとんどなく、長持ちするウィールと言われています。
また、STFよりもSPFの方が硬いのも特徴的。
ATF (ALL TERRAIN FORMULA)とは
粗い路面でもスピードを落とさず、スムーズに滑れるソフトウィール。
DTF(DITCH TECH FORM)とは
DTFもATFと同じくソフトウィールですが、ATFよりもさらに柔らかく大きいのが特徴。
どの種類を選べばいいの?
ここまでお読みいただいた方は、Bones Wheels(ボーンズウィール)に数多くの種類があることがわかったと思います。
ただ、結局どれを選べばいいのかイマイチわかりにくいですよね。
特に初心者の方だと、自分にどれがあっているかもわからないと思います。
そんな方のために、どんなスケーターにどのウィールがあっているか、解説していきます。
ストリートスケーターならSTF(STREET TECH FORMULA)がオススメ
路面がいいスケートパークだけでなく、粗い路面やストリートで滑ることが多いスケーターは、STF(STREET TECH FORMULA)がオススメです。
STFには4つのシェイプが用意されており、自分のスタイルに合わせたウィールを選べます。
自分のスタイルがよくわからないけど、まずはBones Wheels(ボーンズウィール)を使ってみたいという方は、このSTFがオススメ。
アールメインならSPF(SKATEPARK FORMULA)がオススメ
ランプやプール、ボウルがメインだったり、きれいな路面のスケートパークで滑ることが多いスケーターにはSPFがオススメです。
硬いけどグリップ力が高いので、横滑りしづらく安定した滑りができます。
ただ、ウィールのサイズが大きいものが多く、トラックの車高が高くないとウィールバイトしてしまいます。
SPFもSTFと同様に4つのシェイプがあるため、自分のスタイルに合わせたウィールを選べます。
きれいな路面のスケートパークで、ストリートしたいならこのSPFがオススメ。
アールがメインのスケーターは、こちらのウィールがオススメ。
クルージングを楽しみたいならATF (ALL TERRAIN FORMULA)がオススメ
ストリートやアールでトリックをするのではなく、街中でのクルージングがメインならATFがオススメです。
ATFはウィールのサイズが小さいものがあり、トリックもできるクルーザーのセッティングにも使えます。
ただ、ソフトウィールとしてはグリップ力が弱め、かつちょっと硬めなので、路面が粗いところはちょっと辛いかも。
ATFの中でも特にオススメなのが、「Rough Ridersシリーズ」。
接地面が広いシェイプかつセンターコアなので、安定化が抜群。
2019年時点でATFを使うなら、「Rough Ridersシリーズ」を試すべきです。
ガチでクルージングをしたいならDTF(DITCH TECH FORM)がオススメ
- ガチでクルージングしたい
- 粗い路面でもできるだけスムーズに滑りたい
- クルーザーでガンガンスピードを出したい
という方はATFよりもDTFがオススメ。
ATFよりもさらに柔らかくグリップ力が高いDTFですが、日本国内では取り扱い店舗がないため入手が困難です。
ただ、個人的にはATFでもガンガンスピード出せるし、粗い路面でもそこまでストレスを感じないので、ATFで充分だと思ってます。
Bones Wheels(ボーンズウィール)を使った感想
私が使ったのは「STF」と「ATF」の2種類。
どちらも他のウィールとの違いが体感でわかるほど、質が高いウィールでした。
STFにしてもATFにしても、とにかく滑らかでした。
STFはグリップ力がありつつ、スライドがかなりしやすいウィールなので、トリックもしやすかったです。
Bones Wheels(ボーンズウィール)とよく比較されるのが、Spitfire(スピットファイヤー)のFormula Four(フォーミュラーフォー)。
Formula Four(フォーミュラーフォー)よりもBones Wheels(ボーンズウィール)のSTFが優れているのは、この2つです。
- パンクのしにくさ
- 硬さ(スライドしやすさ)
ただ、Bones Wheels(ボーンズウィール)STFの方が消耗しやすく感じます。
とはいえ、どちらも同じぐらい質が高く、周りのスケーターが使っているウィールも、「Formula Four(フォーミュラーフォー)」かBones Wheels(ボーンズウィール)「STF」の二択。
あとは本当に好みのレベルなので、使い比べてみるのがオススメです。
この記事を読んで、Formula Four(フォーミュラーフォー)が気になった方は、こちらの記事もどうぞ。
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