ボードスライドをメイクする5つのポイント
今回の記事では、バックサイドボードスライドのコツをお伝えします。
オーリーで飛べるようになってくると、レッジトリックに挑戦したくなるもの。
レッジトリックで最初に練習するトリックとして、一番多いのはおそらくボードスライドだと思います。
しかし、ボードスライドを練習しても
- 思うようにかからない
- ボードスライドの形で乗るけど、滑らない
- ボードスライドの形で乗って、滑るけどアウトができない
という方は少なくないのでしょうか。
そんな方たちのために、今回の記事ではボードスライドをメイクするコツをお伝えします。
※ちなみにボードスライドはこんなトリックです。
Contents
ボードスライドをメイクするための5つのポイント
ボードスライドをメイクするために意識する必要があるポイントはこの5つ。
- ちゃんとオーリーする
- デッキをレッジやレールに乗せる角度は45度
- アウトは肩から先に回す
- デッキの真上にいることを心がけよう
- アウトまでのイメージを持とう!
ちゃんとオーリーする
これはボードスライドだけに言えることではないのですが、レッジトリックをする時はきちんとオーリーしてください。
レッジトリックをメイクするためには、色々なことを考えなくてはいけません。
例えば、
- 飛ぶタイミング
- 飛ぶ角度
- どんな体勢や重心で乗ればいいか
- アウトをどこでするか
など
このように色々なことを考えなければいけないため、「レッジの前に来ると飛べない」ことはスケボーが上手い人でも起こります。
だからこそ、レッジトリックを練習し始めたばかりの方は
オーリーをしっかりしてから、デッキをレッジ(ボックス)にのせる
という意識をしっかり持ってください。
ここがしっかりできないと
- デッキと前足だけレッジに乗る
- 身体だけレッジの上に乗ってしまう
など、ボードスライドの形でレッジにのせることすらままなりません。
デッキをレッジやレールに乗せる角度は45度
ボードスライドは、デッキのお腹の部分をレッジの上に乗せて滑らせるトリックです。
デッキのお腹をレッジに乗せるためには、デッキを90度回転させる必要があります。
ただ、90度回した状態でデッキをレッジに乗せると詰まってしまいます。
そのため、45度でレッジに乗せるように意識してください。
45度の角度でレッジにボードを乗せると、レッジに乗せた時の抵抗で勝手に90度まで回ります。
最初から90度で乗せてしまうと、110度ぐらいまで角度がついてしまい、ブレーキがかかってしまうので、気をつけてください。
アウトは肩から先に回す
ボードスライドのアウトは、必ず肩を先に回してください。
アウトしたい方向に肩を回すと勝手に下半身がついてきます。
そうすると、自然にアウトすることができます。
アウトの失敗で多い
- 下半身だけ回して、上半身がついてきていないため、まくられる
- アウトする時の角度が足りない
時の原因は、ほとんどが肩から回してアウトしてないことです。
肩→腰→足の順番で回していくイメージでやれば、スムーズにアウトできると思います。
デッキの真上にいることを心がけよう
ボードスライドの失敗の一つで「滑っている途中でまくられる」というものがありますが、これは滑っていくデッキに身体がついていないことが原因です。
デッキを乗せることに集中しすぎてしまい、デッキがレッジに乗って滑っているにも関わらず、自分の身体が乗った位置から動いていないとまくられてしまいます。
そのため、かならずデッキと一緒に滑っていくイメージを持って、ボードスライドしましょう。
アウトまでのイメージを持とう!
今までの具体的なイメージと違って少し抽象的ですが、アウトするためにはこれが一番大切。
レッジトリックをやると「乗せることはできるけど、アウトができない」ことは多々あります。
その原因で最も多いのが、アウトするまでのイメージを持ってトライしてないこと。
ボードスライドを乗せるところからアウトするところまで、欲を言えばアウトをしてドヤ顔してるところまでイメージしてみましょう。
そうするとアウトするためには、レッジの最後までにこの重心にして置かないとアウトできないぞ、などアウトに必要な動作が浮かび上がってきます。
アウトまでのイメージを作ってからトリックに挑むのと、イメージを作らないでトリックに挑むのでは全然違ってきます。
そのため、ボードスライドの感覚がつかめてきたら、アウトまでのイメージをしっかり固めてみましょう。
そうすればきっとメイクすることができるようになるはず。
ボードスライドをメイクしてスケボーの世界を広げよう!
ボードスライドがメイクできるようになれば、さらにスケボーの世界が広くなります。
パークで遊ぶこともできるし、ストリートで遊ぶこともできるので、さらにスケボーが楽しくなるはずです。
ボードスライドをメイクするために重要な
- ちゃんとオーリーをする
- アウトまでのイメージを持つ
この2つのポイントは、ボードスライド以外のレッジトリックでも共通しているコツです。
次のレッジトリックに挑戦する時も意識してくださいね。
どのレッジトリックにも共通するコツは、こちらの記事でもご紹介しています。
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