トップレベルのスケートゲームイベント・BATB(battle at the berrics)
今回の記事では通称BATBと呼ばれる、Battle at the berrics(バトル・アット・ザ・ベリックス)を紹介します。
BATBはSteve Berra(スティーブ・ベラ)とEric Koston(エリックコストン)が運営しているメディア「Berrics」が主催しているイベントです。
このイベントは、毎年4月〜6月ぐらいの時期に開催されるスケートゲームの大会で、世界のトップスケーターが熱戦を繰り広げています。
私とスケボー仲間は毎年の楽しみにしており、トーナメント表が発表されたら誰が勝つのか予想し、始まったらゲームについて熱く語って楽しんでいます 笑
この楽しさを皆さんとも共有したいので、今回ご紹介することにしました。
Contents
スケートゲームってなに?
スケートゲームを知らない方もいらっしゃると思いますので、まずはスケートゲームについて説明します。
スケートゲームのルールは単純で、
- 親になったスケーターがメイクしたトリックを子になったスケーターもチャレンジする
- 子になったスケーターが5回失敗したら、負け
- 親が失敗したら、子のスケーターに親が回ってくる
というものです。
ちなみに失敗の回数を数える時は、スケートボードになぞらえて、S.K.A.T.Eとカウントしていきます。
(1回目の失敗の時はSがついた、2回目の失敗の時はKがついた、と数えていきます)
スケートゲームは、フラットトリックでやるのが一般的ですが、レッジトリックやアールでやることもあります。
今回ご紹介するBATB(Battle at the berrics)はオーソドックスなフラットトリックのスケートゲームです。
世界最高峰のスケートゲームが観れる
BATB(Battle at the berrics)の最大の魅力は、世界のトップスケーター同士のスケートゲームが観れることです。
この大会に出るスケーターは、国もプロもアマも関係なく、最高のスキルを持つスケーターが毎年集められます。
最高のスキルを持ったスケーター同士なので、当然スケートゲームのレベルも非常に高く、見たことないトリックのオンパレードです。
今年のfinalで見せたsewa kroetkov(セワ・クロエトコフ)が見せたfrontsidedoubleflipも私は初めて観ました。
BATB(Battle at the berrics)は毎年レベルが上がっていく
今年で10回目のBATBだったのですが、スケートゲームのレベルは昨年よりもが上がっていました。
1回目の開催時と10回目の今年を比べると数段高いレベルになってます。
1回目のBATBでは見ることもなかった、540popやダブルフリップも今年の大会ではよく見るようになったぐらい。
来年もおそらく今年よりレベルが上がると思うので、今から楽しみですね。
スターが毎年生まれる
BATBは毎年イベントのテーマを変え、集めるスケーターに多様性を持たせています。
そのため、スキルの高い様々なスケーターを知ることができることも魅力の1つです。
7回目のBATB(Battle at the berrics)は、プロVSアマというテーマで開催したところ、全くの無名スケーターであるCody cepeda(コーディ・セペダ)が、トップスケーターであるShane oneill(シェーン・オニール)やluan oliveira(ルーアン・オリベイラ)をやぶって優勝。
Cody cepeda(コーディ・セペダ)は、一躍スターになりました。
あまりプロスケーターを知らない人こそBATBを見てみよう
BATB(Battle at the berrics)は、プロスケーターを知らなくても楽しむことができます。
知っていた方がより楽しめるのですが、知らなくてもレベルの高さだけで楽しめてしまいます。
また、BATBに出ているのはトップスケーターなので、スキルが高いスケーターをまとめて知ることができます。
気になったスケーターがいたら、名前を覚え、youtubeなどでパートを探して、目標となるスケーターを見つけてみましょう!
最後に私が今まで見た中でも特にレベルが高いと思った名ゲームの動画を貼っておくのでぜひ見てくださいね。
ブラジルではレッジトリックのスケートゲーム大会も開かれており、こちらもかなりレベルが高いです。
ブラジルで行われてるレッジトリックのスケートゲーム大会については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
今後盛り上がること間違いなし!レッジトリックのスケートゲーム大会「Slide&GrindsII」